すず塩田村から能登半島最北端、禄剛崎灯台へ

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能登半島に入って3日目。

意外にも山深かった能登半島の旅もいよいよ今日中に最北端に到着できそうなところまでやってきました。

 

能登半島を進みながらずっと迷っていること。

 

それは、最北端に寄るか寄らないか。

 

能登半島最北端は禄剛崎(ろっこうざき)といって道の駅と灯台があるくらいでこれといって何にも無いことは前もって調べていて知っていました。

今日の最終目的地である珠洲市にある道の駅すずなりに向かうためには禄剛崎に寄ると結構な遠回りになる。

 

最北端というだけでこれといって何も無い、しかも天候は曇りで夜からは雨の予報。

行ったところで夕焼けが見れる可能性もかなり低い。

 

どうしようかと悩みながら進んでいましたがやっぱり行くことにしました。

 

不思議なことにこれまでも、もう寄らなくていいかなと思ってた場所でも近くまでくると(近くと言っても30キロ前後)せっかくだから寄ってみようってなるんですよね。

 

ここまで来たんだし勿体ない精神が働くでしょうね。

 

 

ということで白米千枚田を出発して僕は能登半島最北端にある禄剛崎灯台を目指しました。

 

能登半島北側の海沿いの道を走っていきます。

このあたりは塩作りが有名で所々に塩を作ってるところがあります。

 

こんな感じのところです↓↓

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ここが塩を作ってるところ。

ここすず塩田村では、かなりめずらしい「揚げ浜式製塩」という方法で塩を作ってます。

海からくんできた海水をここにまいて乾かしてます。

 

海岸線を走っているとこういうところがちらほらあります。

塩作り体験ができるところや資料館みたいになっている道の駅もありました。

 

能登の塩は有名みたいですね。

姉にもひとつ買ってこいと言われてたので道の駅にて購入。(実は朝市でも買ったけどここのも美味しかったので追加で購入しました)

 

道の駅では普通の塩とすずの塩の味比べもできます。

塩なんですけど甘みが強いというか味もしっかりとしていてほんとに美味しいです。

 

購入は一人3袋までと限定あり。生産量が限られているからでしょうね。

今年は天候不良が続いて特に生産量が減っているみたい。

オンラインショップでの販売はしてなくて店頭の売店だけの販売になっているみたいです。

 

作り方はまたちょっと違うんだろうけどフランスのゲランド塩に似た感じ。やっぱり職人の手で手間をかけて作られるものはどれも素晴らしいものだな〜と実感。

 

こういう文化は続けていってほしいっすね。9世紀頃から続く塩作りの方法らしいですからこれからも未来に残していってほしいな。

 

 

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すず塩田村を通過して先に進むとゴジラ岩と呼ばれる岩が。

 

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こういった感じのところによく見ると、、

 

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確かにゴジラっぽい岩が。

 

でも最初は「ん?どこ?」ってなりましたね。思ったよりもかなり小さい。

ゴジラ岩って言うくらいだから大きなもんだと思い込んでました。

 

ゴジラ岩を見たい人は見落とさないように注意が必要ですね。

 

 

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ゴジラ岩の近くにあったところですが特に名前は付いてなかったけどなんか惹かれたところでした。

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元々は橋があったんでしょうね。朽ちて橋桁だけが残っていました。

なんか不思議な雰囲気のある岩場でした。

 

なにもないと思ってましたが後で地図で調べてみると大崎神社という神社がここにあるみたいですね。

 

この大崎神社を越えたあたりから椿の展望台と呼ばれるところまでの峠がかなりやばかった。

 

平均斜度10%を越える峠で僕の足では自転車に乗ってあがることは不可能な場所。

最初っから下りて押していくけどそれでもきつい。

10%を越える斜度はほんと押すのもつらいくらいの坂道。

この度のおかげで坂の斜度がだいたい何%なのかわかるようになってきました。笑

 

唯一の救いは距離が短かったこと。

急激に標高が上がる分、距離はそんなに長くなかった。

これで距離もあったら地獄でしたね〜。

 

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汗だくになりながら椿の展望台から1枚。

さっきまで海とおんなじくらいのレベルにいたのに、もうこんな山の上にいるんだもんね。

能登半島はほんと厳しい。

 

車できたらなんてことの無いところでしょね。

自分の足で上がってきたからこその景色ってやぱりあるなー。

感動のレベルがやっぱりちがう。

 

ここまで来たら能登半島最北端の禄剛崎はすぐそこ。

疲れ切った身体にムチを打って自転車をこぎます。

 

道の駅「狼煙」に到着しました。

ここに自転車を止めて5分ほど歩いたところに禄剛崎灯台があります。

もう夕方だからか道の駅に車は2台ほど。それとも元からあんまり人気がないのかな?

 

歩いて禄剛崎灯台に向かいます。

 

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灯台に向かう途中の道にはいろんな花が植えてました。

ダリアがとても印象的でした。

灯台の歴史について書かれた石碑があったり、なぜか世界のいろんなところまでの距離が書かれた看板があったり。

 

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東京まで302キロ、3日で着くな。とか訳のわからんことを思ったりしました。笑

どうも距離を見ると自転車でどのくらいかかるかを基準に考える癖がついてきたみたいです。

 

そして奥まで進んでいくと、

 

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これが能登半島最北端に佇む、禄剛崎灯台。

今は使われていないこの寂れた灯台を見た時、達成感と虚無感の両方が押し寄せてくるような感じがしました。

何故か梅雨時期に自転車で旅に出て能登半島の最北端までやってきた自分。

不思議なもんですね。人生って。笑

 

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しばらく日本海を眺めながらぼーっとしました。

この天気みたいに冴えない気持ち。

もっとここまできたぞーっていう感じになると思ってたけどそうでもなかった。

 

でも不思議と落ち着く寂れた灯台がある風景。

こういう旅も悪くないかも。

 

ぼーっとするのにも飽きたころ、若いカップル?と老夫婦の2組がやってきて

僕はすれ違いざまに軽く会釈して禄剛崎灯台を後にしました。

 

達成感と虚無感の入り交じった能登半島最北端の禄剛崎。

それでも来てよかったと今は思える。

 

 

この後、珠洲市の役所付近まで進み道の駅のベンチで寝ました。

夜は雨。少しモヤッとした気分の1日の終わり。
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